うまんまパーク(阿見町)で引退競走馬とふれあう|入場料・アクセス・営業日・体験メニュー

馬に触ってみたい。でも乗馬クラブは敷居が高いし、競馬場じゃ遠くから見るだけ…。子どもに本物の馬を見せたいけど、どこに行けば…?

答え:阿見町の「うまんまパーク」に行け。入場料に餌が付いてくる。

うまんまパークは、引退した競走馬の養老牧場です。場所はざっくり言えば美浦のあたり。JRAの美浦トレーニングセンターがある「競走馬の町」のすぐ隣、阿見町の林の中にあります。走る仕事を終えた馬たちが、トレセンから目と鼻の先で余生を過ごしている。あみプレミアム・アウトレットから車で4分の場所に、サラブレッドとポニーが暮らしていて、入場するとおやつのバケツを渡されて、馬房の窓から鼻先に餌をあげられます。

乗馬をやっていた人間として言うと、これだけ近くで、これだけ気軽に、元競走馬に触れる場所はそう多くないんですよね。

うまんまパークってどんな牧場?

馬房から顔を出すうまんまパークの馬

2023年4月に開園。代表は馬主さんで、自分の所有馬のセカンドキャリアを応援したい、子どもも大人も馬と触れ合える場所を作りたい、という思いから始まった牧場です(阿見町議のブログ・地方競馬全国協会の記事より)。

馬というと乗馬クラブを思い浮かべますが、ここはふれあいが中心です。馬房の窓から餌をあげる、ブラシをかける、馬房掃除や飼葉づくりの「お仕事」を体験する。予約制の乗馬体験もあります(公式Instagramの案内)。

引退した馬がのんびり余生を過ごす場所で、公式X(旧Twitter)のプロフィールによれば、重賞3勝のエアスピネルをはじめ16頭が暮らしています(2026年9月時点)。公式アンバサダーは草野太郎騎手です。

雨の日のうまんまパークの看板

看板馬ケウは、どれくらい大きい?

馬房12番から顔を出すケウ

お目当ては、600kgを超える牝馬のケウ。標準的なサラブレッドよりひとまわり大きくて、周りの馬より頭ひとつ高いところに顔があります。名前の由来は、その大きさが「希有(けう)」だから、と聞きました。

ケウの横顔

きゅるっとした目で、餌のバケツを持っていると迷わず寄ってきます。そして、めちゃくちゃ食べます。

馬は本当によく食べる動物で、鯨飲馬食という言葉があるくらい。ケウは体が大きいぶん、その上を行きます。バケツの餌があっという間に減っていくんです。

入場料と「おやつバケツ」の仕組みは?

入場受付とおやつ販売のテント。奥にグッズショップ

受付でチケットを買うと、おやつのバケツが付いてきます。これを持って馬房を回って、窓から顔を出す馬にあげる。ロート付きの容器で差し出すので、初めてでも大丈夫です。

ロート付きの容器から飼葉を食べる馬餌やりだけなら1時間ほど、体験まで入れると1時間半〜2時間が目安(2025年12月の訪問者ブログより)。

料金は2026年1月3日に改定されました(阿見町観光協会の掲載・2026年9月時点)。

  • 大人(高校生以上):1,500円
  • 子ども:500円
  • 3歳未満:無料

支払いはクレジットカード・QRコード決済・電子マネーのみで、現金は使えません(観光協会掲載)。ここ、地味に大事です。財布に千円札しか入っていないと入れません。

グッズショップもあって、オリジナルグッズの売上は馬たちに還元されるそうです(公式オンラインショップの説明より)。休憩室には在籍馬の優勝レイが飾ってあって、テレビでは競馬中継。馬好きなら、ここだけで時間が溶けます。

休憩室。壁に優勝レイ、テレビは競馬中継(2026年5月撮影)

土日のイベントとふれあいタイムは?

土日のイベントスケジュール(2026年5月撮影)

土日は時間割が組まれています。2026年5月に受付に貼ってあったスケジュールはこうでした。掲示は手書きで貼り替えられていて、ポニーショーやホースショーの枠は変更中に見えたので、行く前に公式SNSで確認を。

  • 10:00〜10:15 ウェルカムホース
  • 10:30〜11:00 ふれあいタイム(ミニチュアホース&ヤギ)
  • 11:00〜11:30 サラブレッドふれあい
  • 13:00〜13:30 ふれあいタイム(ミニチュアホース&ヤギ)
  • 14:00〜14:30 サラブレッドふれあい
  • 15:30〜15:45 グッバイホース
  • ポニーショー・ホースショーは時期により変更あり

ヤギの「くまい」と「げんまい」

ふれあいタイムの相手は、ミニチュアホースと、ヤギの「くまい」と「げんまい」。サラブレッドに直接触れる時間は午前と午後に一回ずつ。ケウに触りたいなら、この時間に合わせて行くのが正解です。

馬房の通路につながれたサラブレッド(2026年5月撮影)

「馬のおしごと体験」って何をする?

餌やりだけでは物足りない人向けに、馬の世話そのものを体験するメニューがあります。2026年5月時点のポスターによれば、

  • 馬のおしごと体験:毎週日曜 8:30〜10:00、中学生以上(中学生は保護者同伴)、定員3名、5,000円(税込)。馬房掃除・パドック掃除・飼葉づくり・投げ草・給水・馬の手入れ。元騎手で元調教師、元競馬学校教官のスタッフが教えてくれます。完全予約制で、公式サイトの予約画面から
  • お手入れ体験:ブラシのかけ方、たてがみや爪の手入れを30分で。3,000円(2025年12月時点の訪問者情報。料金改定後の額は公式で確認を)

参加者も同伴者も、10時以降園内に残るなら別途入場券(おやつバケツ付き)が必要です。同伴者は参加者と一緒に入場します。予約は公式サイトの予約画面から。

馬房掃除は懐かしい重労働です。でも、馬が近くで飼葉を食べている音を聞きながらやる作業は、それだけで価値があります。「やってみたい」を、やってみましょう。

営業日・支払方法・アクセス

営業日が少ないので注意(2026年9月時点・阿見町観光協会)。

  • 営業日:土・日・祝 10:00〜16:00/月曜 10:00〜14:00。入場は終了30分前まで
  • 定休日:火・水・木・金曜。臨時休業は公式SNSで告知
  • 支払方法:クレジットカード・QRコード決済・電子マネー。現金不可
  • 住所:茨城県稲敷郡阿見町吉原字北原1123-1
  • 電話:070-4067-7950
  • 駐車場:14台。土日のイベント時間に合わせて行くなら早めに
  • 車:あみプレミアム・アウトレットから約4分
  • 公共交通:土日祝は牛久駅からあみプレミアム・アウトレット行きのバス、平日は荒川沖駅から路線バスで阿見総合運動公園下車・徒歩約10分(2025年12月の訪問者ブログより・要確認)。本数が少ないので、できれば車で
  • 公式:公式サイト/X(@umanmapark)/Instagram/オンラインショップ

馬の顔を、こんなに近くで

競馬場でもテレビでもなく、馬房の窓から顔を出した馬の鼻息がかかる距離で餌をあげる。600kgの体が、バケツの中身めがけてぬっと寄ってくる。

美浦のトレセンには一般の人は入れませんが、その隣で、走り終えた馬たちには会えます。茨城で馬に触りたくなったら、うまんまパークです。閉園が早いので、アウトレットに行く日は先にこちらへ寄って、買い物は後にするのが正解。

ケウはでかいぞ!!

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